2013
The Brute Element of Experience as Grounds for Objectivity: Outline of a Pragmatic Realism
→ 大学院入試のために書いたエッセイ。今読み返す稚拙なところもあるが、考えの核心は変わっていない。日本語訳はこちら。
2014
Peirce and Ontic Structural Realism: An Examination of the Structuralist Aspects of Peirce's Pragmatism
→ 修論の元になった論文。読みたい方がいらっしゃればご連絡下さい。
James's Doctrine of Pure Experience and Individualization of Religion: A Critique from the Standpoint of Synechism
→ 授業のために書いた論文。ジェイムズの純粋経験論と宗教哲学について。
2015
チャールズ・S・パース「新しいカテゴリー表について」邦訳
→ Charles S. Peirce "On a New List of Categories"の邦訳。
The Perspectivism of Leibniz's Monadology
→ ライプニッツのモナド論がいかに心身問題に対する解答になっているかについて、「視点」概念を中心に論じています。
Peirce's "Extreme" Realism and Supermultitudinous Conception of Continuity
→ ゼミのために書いた論文。パースは晩年、ドゥンス・スコトゥス流の実念論から「極端な」実念論へと立場を変えているが、この転換の動機を彼の連続体の研究に求めています。
Two Refutations of Nominalism
→分析形而上学の授業のために書いた論文。プラトンとパースがそれぞれ展開した唯名論の反駁を、分析形而上学風に再構築しています。
2016
Patternhood, Correlation, and Generality: Foundations of a Peircean Theory of Patterns
→ 修士論文。 パースの哲学を足掛かりにパターンとは何かについて考えています。最近物理学の哲学で注目を集めているOntic Structural Realismについても論じています。
The Role of the Eudoxean Theory of Proportions in Galileo's Science of Motion
→ ユークリッド『原論』第五巻で展開されているエウドクソスの比例論が、ガリレオの運動論において果たしている役割について。『原論』第五巻のテクストが中世のラテン語圏で改竄・誤解され、16世紀に修復された経緯に触れながら論じています。
Leibniz's Analysis Situs and Monadology
→ ライプニッツの状況解析とモナドロジーについての小論。
2017
The Development of Newton's Theory of Fits
→ ニュートンの『光学』第二部で展開されているFitsの理論について。光の粒子説の立場に立っていたニュートンが、波動現象であるニュートン環を説明するためにFitsの理論を案出せざるを得なかった経緯について論じています。
チャールズ・S・パース「フレイザー『バークリー著作集』 書評」邦訳
→ Charles S. Peirce "Fraser's The Works of George Berkeley"の邦訳。
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