Totus Teres atque Rotundus
And those who were seen dancing were thought to be insane by those who could not hear the music.
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2011年6月30日木曜日
【書評】 科学哲学の冒険 : サイエンスの目的と方法をさぐる (戸田山和久)
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本書は科学哲学の入門書である。理系少女のリカちゃん、フランス現代思想オタクのテツオくん、そして科学哲学の教師「センセイ」の三人による会話形式で進んでいく。非常に読みやすいだけでなく、内容も濃い。 著者の戸田山氏は明確に科学的実在論の立場を表明しており、本書は一貫してこれを擁護...
2011年6月12日日曜日
【書評】 新しい自然学 : 非線形科学の可能性 (蔵本由紀)
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本書は複雑系の入門書である。「現代における科学的な知のあり方は相当にいびつなのではないか」という疑念を持つ著者は、「非線形科学」(nonlinear science)という分野にそのいびつさを是正する契機を求める。 従来の理論物理学はほとんど例外なく「孤立系」(isola...
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2011年6月8日水曜日
丸山眞男とリベラリズム
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【「リベラリズム」とは何か】 「リベラリズム」という語は非常に抽象性が高い。一般的に「リベラリスト」と形容される論者の多彩さを想起すれば分かるように、「リベラリズム」が指すとされる思想の形態は実に多岐に亘る。討議の倫理を引っ提げて「コミュニケーション的理性」の重要性を説くハー...
2 件のコメント:
2011年5月28日土曜日
【書評】 ハイエクと現代リベラリズム : 「アンチ合理主義リベラリズム」の諸相 (渡辺幹雄)
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本書は渡辺幹雄の処女作『ハイエクと現代自由主義 : 「反合理主義的自由主義」の諸相』を改訂・増補・改題したものである。本書を読んで、渡辺幹雄という男はやはり天才以外の何者でもないという以前からの確信がさらに強まった。否、その独特の軽やかな語り口、捻くれたユーモアのセンス、そし...
2011年5月23日月曜日
プラグマティック実在論の構築
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以前 予告していた通り、真理対応説を放棄し、代わりに真理実用説を採用する独自の実在論を構築してみたい。この実在論は、観察不可能な物理的対象の実在を真と見なす点において従来の科学的実在論と重なるが、真理対応説を放棄し、真理実用説に依拠する点において異なる。 真理実用説に依拠すること...
2011年5月2日月曜日
【書評】 科学哲学入門 : 知の形而上学 (中山康雄)
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はっきり言って、この本のタイトルに「入門」の文字を入れるのは新手の詐欺だと思うが、幸いにして僕自身はこの分野の基礎的な知識は一応既にあったので、本書は大いなる知的興奮を齎してくれた。(正直論理学の部分は未だ理解していない自信があるが)。初学者にはとてもお勧めできないが、科学哲...
2011年4月25日月曜日
ローティにおける「公」と「私」の区別
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「リベラル・アイロニスト」として知られる思想家リチャード・ローティは、著書『偶然性・アイロニー・連帯』( Contingency, Irony, and Solidarity )においてその独自の自由主義を論じている。ローティは信念・価値観の「偶然性」(contingency)お...
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