たまにはこういう記事も。私が選ぶ、Alstroemeria Recordsの楽曲TOP20およびアルバムTOP5。一部、他レーベルのCDに収録された曲もありますがMasayoshi Minoshima氏作曲縛りということで(逆にAlstroemeria RecordsレーベルのCDに収録されたSyrufit氏やNhato氏などの楽曲は除外。ただしアルバム全体の評価には加味)。
というわけでこんな感じになりました:
楽曲TOP20 (順位 曲名 / 収録CD名)
01. Scolded By The Princess / Dolls
02. Suwa Foughten Field / Harmony
03. Bad Apple!! feat. nomico / Lovelight
04. Maple Wizen feat. nomico / The Garnet Star
05. Necro Fantasia (ALR Rewind Remix) / thE2
06. Lovelight / Lovelight
07. Alice Maestera / Harmony
08. Soul of Rouge / Trois Rouge
09. Infinite Being / Dolls
10. Voile, the Magic Library / Harmony
11. Japanese Dream feat. nomico x ayaka* / Blue Note
12. Plastik World / Plastik World
13. CINDERELLA CAGE (ALR MORE REWIND REMIX) / DOMINATED DANCEHALL
14. Dream War (REDALiCE Remix) / Third Ensemble: Noir
15. The Last Judgement feat. nomico / The Last Judgement
16. Dreaming / Dolls
17. Dolls / Dolls
18. ICEMILK MAGIC / ABANDONED DANCEHALL
19. Lotus Road / Fragment Reactions
20. NECRO EFFECT / DEGENERATE DANCEHALL
トップの三つは今後も絶対に揺るがないと思う。これは曲自体のクオリティもさることながら、私自身の思い出補正という面もある。特に1位のScolded By The Princessは、高校の部活帰り、外はもう暗くて雨がしとしと降っている中、バスに揺られながら聴いていた一瞬が今でもなぜか鮮烈に印象に残っている。特に意味のある場面ではないのに、なぜか記憶に強く焼きついたシーンというのは皆さんもあるだろう。曲の幻想的な雰囲気と相俟って、今想い出しても、あれは夢だったんじゃないかと思うほど現実感に欠けた、恍惚とした時間だった。2位のSuwa Foughten Fieldは、Scolded By The Princessほど哀愁はないが、その代わり癖になるリフレインが強烈(特に背後で鳴り続けるビッビッビッという音)で、トリップしたいときに聴く(麻薬はやらないが)。3位のBad Apple!!は私が初めて聴いたアルレコ曲(ただし影絵が登場するずっと前)で、やはり思い出深い。
最近の曲で特に気に入ったのは5位のNecro Fantasia (ALR Rewind Remix)。ABANDONED DANCEHALLにも同じ曲が収録されているがここではノンストップ加工されていないDiverse Systemのアルバムから。この曲は何回聴いても飽きない。あと最近のDANCEHALLシリーズは、それ以前のポップス寄りのアルバムに比べて良曲が多い印象。特にDOMINATED DANCEHALLはトラック4から7に至る流れが最高。アルバムランキングでは5位に入れました:
アルバムTOP5
1. Dolls
2. Harmony
3. The Garnet Star
4. Lovelight
5. DOMINATED DANCEHALL
Dolls、Harmony、Lovelightはそれなりに納得 して頂けると思うが、The Garnet Starはかなり異色かもしれない。これはいくつかのインスト曲がノンストップで流れた後、Maple Wizenに繋がるというアルバムで、個人的に非常に気に入っている。有機的に、徐々にストーリーが紡がれていくような、不思議な音空間である。「静かで寂れた情景を思い浮かばせる博麗神社境内が一気に魑魅魍魎跳梁跋扈な感じに変貌していく……まさに悪夢」という東方同人wikiにある感想はこの上なく的を射た表現だと思う。
ところで上のランキングは、1位から4位はすべて2007年以前、5位だけ2012年という変則的なランキングになっている。2007年~2012年の間に発売されたアルバムも決して悪いわけではない(Plastik WordやThe Brilliant Flowersあたりは良曲が多い印象)ものの、やはりこの期間のポップス寄りの楽曲よりは、Minoshima氏に特徴的な、あの脳髄を揺さぶるリフレインが光る楽曲の方が好みである。
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